看護日誌

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

怒りをコントロールすること

2017年07月31日

近年は自然災害の発生が多くなったように感じています。地震・雨と現状の回復が追いついていかない状況に心が痛みます。原因は地球温暖化だけではないのでしょうが、「この先地球はどうなってしまうのだろう」とよく思うようになりました。

今年の夏も真夏日が多く、体調を崩された方も多いのではないでしょうか。今年は残暑も厳しい予想のようです。体調管理に気をつけこの夏を乗り切りたいところですね。

先日『アンガーマネジメント』の研修を受けました。『アンガーマネジメント』と言う言葉を最近耳にするようになりましたが、皆さんはご存知ですか? 1970年代にアメリカで始まった怒りの感情をマネジメント(怒りを正しく表現)する感情理解教育だそうです。

私もイライラした感情を持つことは少なくありません。時には怒ってしまうこともあり、怒った事を後悔してしまう事もあります。皆さんはイライラして怒ってしまうことはありますか?イライラして怒ったことがない人はいないと思います。皆さんも大抵、怒りの感情を態度に出したことがあると思います。

中でも度々怒りの感情を出してしまう人もいますよね。この怒りの感情に振り回されて苦労を感じることも多いのではないでしょうか。このイライラする怒りの感情は誰も幸せにならないし、場の空気も悪くしてしまいますよね。でも、怒りの感情はネガティブな部分だけでなく、エネルギー、モチベーションにもなると言われています。 怒りの感情は何かを壊すことが十八番のように感じますが、何かを作り上げたり、自分を動かすモチベーション、エネルギーとして上手に利用 することもできます。そう出来るようになることで、少しのことでは負けない強かな心の持ちようを作っていくことができます。

私達を怒らせるものは、人であったり、出来事であったり、ほかの何かだったりします。この時自分の中になる「こうあるべき」が怒りになっているのだそうです。この「べき」と言う考え方は自分の中にある信念なので、その人その人、時代で「べき」の程度も違ってきます。自分と「べき」が違うため、このズレにより否定されたと感じてしまい、不安や悲しさ、不満や悔しさなどの感情(怒り)が生まれてきます。確かにそうなんだよなぁと思いました。

日本アンガーマネジメント協会のWebに無料のアンガーマネジメント診断というのがあります。これは自分の怒りの傾向を知ることが出来ます。私も無料診断をやってみました。どのタイプだったかは内緒です(#^.^#)。文字だけで理解していても意識して実践しないとコントロールできるようにはなりません。簡単ではありませんが、コントロールが出来るようになれば気持ちも随分楽になるだろうなぁと思います。

私のトレーニングもこれからですが、皆さんも自分の怒りの傾向を知り上手に怒りの線引きが出来るように、感情のコントロールをトレーニングしてみてはいかがでしょうか。