看護師便り

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

残暑お見舞い申し上げます

2010年08月19日

看護日誌も4か月振り (-。-)y-゜゜゜桜の花びら舞い散る公園でちょっとウトウトしていたら夏になっていましたなんてね…  
看護師の私が地域の方への恩返しのつもりで始めたボランティア活動をちょっと。         
向島病院のある墨田区八広にはたくさんの町会があり、私もお世話になっています。
地域活動が活発で、子供会活動もその一つ何十年という歴史があります。今は小・中学校も統廃合され子供会活動が難しいと聞きました。
サマーキャンプ 私が参加していた子供会行事の最大のイベントは2泊3日のサマーキャンプでした。 小学3年生から中学生まで子供だけで参加できるので、我が家の子供たちも3年生になるのを楽しみにしていました。2年生の子(2年生以下は親同伴)が姉・兄の参加するのをうらやましそうにしている姿を見て、じゃ私も付いて行くかと参加したのが17年前でした。バス3台で100人を超す子供たち(学校の先生を含む育成者と合わせて総勢140人ぐらいの時も)は学校の行事と違い自由な行動が取れるので目いっぱいはしゃぎ、暴れるため引率の大人(育成者)は大変でした。帰ってくるとプールや追跡ハイクの効果(?)で疲労困憊、筋肉痛のおまけつき。大変さの中に楽しみもいっぱいあり、看護師の私にも役立てる部分があるなと感じ次の年から気合を入れて参加していました。で数えたら17年(・・?❢。我子はとっくに中学校も卒業し成人してしまいましたが役に立てるうちはと思い参加させていただき楽しませていただきました。育成者の中には卒業生のイケメンのお兄さん、オシャレなお姉さんが何人か参加していたり、後日子供たちにこんにちはとあいさつされたりするのも励みの一つでした。

サマーキャンプサマーキャンプ 看護学生の頃に看護とは『 何にもないところで自分の手(体)で苦痛の緩和ができること(手当)』と教えてもらったことを初めて実践できたのが子供会のキャンプでした。
バスで出発したとたんに車酔いで顔面蒼白になる子、おなかが痛いとべそをかく子、夜になり眠れないとすり寄ってくる子、帰りたいと泣き出す子、朝起きて頭が痛い、おなかが痛い、気持ち悪い、、、、、、夕べあんなに騒いでいたじゃない(;一_一)
自分の子ならほっとくのに (―○―〆) なんて思いながら無理に笑顔を作り(^0_0^)  大丈夫よとお腹をさすりトイレへ、出てきた時は笑顔。おでこにぬれタオルをのせ一晩添い寝したことも、、、いつの間にか寝息が聞こえ、やったぁ~とガッツポーズ、さすが看護師さんなんて言われ気を良くしていました。
全く知らない状況の子供に引率するのでお母さん方に約束して頂いたことが3つありました。①参加は親の責任、調子の悪い子は参加させない。②持病のある方は医師の許可と注意事項・持参薬をメモ書きすること。③具合が悪くなったら電話するので出かけないこと。(携帯電話が普及していなかったので出かけてしまうと連絡が付かなかったのです)。看護師といっても医師は付いていかないので医療行為はできないのと責任が取れないことを理解して頂きました。幸い大きな事故はありませんでしたが、こんなリスクの高い企画はこれからは成り立たないですねきっと。地域の皆様の信頼と理解があればこそのイベントだったと感謝しています。
17年目の今年はバス1台(総勢60名)、1泊2日の1日短いキャンプで最後ということでした。年を重ねキャンプ翌日は休みを取るようになりそろそろ後継者をと考えていた私には、3日間6時起床から始まる分刻みの盛り沢山だった計画も縮小され、今年はちょうど良いスケジュールでした。つかみ取りしたマスを直ぐ焼いて食べましたが今年が一番美味しかったかも。

サマーキャンプサマーキャンプ 皆さんも地域活動に参加してみませんか? 人に対する関心が広がりますよ

 

 

 

 

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