看護師便り

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

看護師便り 我が家の熱中症対策

2025年07月16日

梅雨明けがまだですが、毎日暑い日が続き、いかがお過ごしでしょうか。
看護師便りをご覧いただきまして、ありがとうございます。

今回、初めて「看護師便り」を担当させていただくにことになりました、母親歴17年目になる看護師です。我が家の熱中症対策について書かせていただこうと思います。

2025年6月1日から労働安全衛生規則が改正され、職場の熱中症対策が義務化されニュースでも取り上げられていました。我が子が通う学校でも「暑さ指数(WBGT)」によって、休み時間の外遊びが可能か、プール授業が出来るのか判断されているようです。

我が家には、室内と屋外のスポーツをしている子どもがそれぞれいます。スポーツ活動では、交代で保護者の見守りを行います。屋外スポーツでは、タープを設置、水分補給や氷など冷却類、頭にかける水などの準備、子ども達に体調不良の子がいないか見守りをしています。日傘や帽子などで直射日光を防いだとしても、地面からの照り返しの熱は強く、常に子ども達に気を取られ、また応援に熱くなり興奮しているため、ついつい自分の水分補給が不足してしまい、帰宅後に自分の体調不良に気づくこともあります。一年通して脱水症状には気を付けていますが、気温・湿度も上がる5月以降は特に気をつけて子ども達に伝えています。

 

  1. 体温調節機能や自律神経のバランスを整えるため、毎日同じ時間に布団に入る
  2. 水分補給
    ・就寝前、起床後に水を1杯飲む
    ・翌日試合など長時間になる時は、前日の夕方からいつもより水分多めにとるようにする
    ・外出前、運動後はスポーツドリンクを飲む
    (屋外スポーツをしている子は、運動中のスポーツドリンクと、ゼリー飲料は嫌がるため)
  3. 食事
    子ども達はほぼ毎日食欲旺盛ですが、前日から疲れが取れず朝に食欲無いときは、夏野菜や味噌汁、お茶漬け、酢入りドリンクなど摂るよう勧めます
  4. 外出時する時は、帽子と冷却グッズ
  5. 屋外運動に行く子は、水筒(水か麦茶)2~3L、水のペットボトル1~2Lを凍らせたもの、氷のみ入れた氷嚢、ヒアロン(衝撃で急冷できるもの)、スポーツドリンク、アイスラリー、冷却タオル(休憩時など頭や首に巻く用)を持たせます
  6. 屋内運動の子は、水筒(水か麦茶)1~5L、水のペットボトル1Lを凍らせたもの、スポーツドリンク、ヒアロン、冷却タオル、ハンディファン・うちわを持たせます

そのほか、各ご家庭で色々な熱中症対策をされていると思います。熱中症対策グッズも様々なものが発売されており、我が家でも色々とお試しし取り入れていきたいと思っています。
まだまだ暑い日が続きますが、今年も無事に乗り切りたいと思います。

熱中症の予防・対策 | 熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進より

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