看護師便り

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

看護師便り 家族支援の大切さ

2025年08月15日

早いもので、もう8月を迎えます。今年は7月から気温が40度になる地域もあり、暑さとの戦いが早々にはじまりました。最近は色々な気づきがありました。

 

私事ですが、今年6月下旬から7月にかけて子供の体調が悪く、何度も病院に通院をしました。咳で昼夜問わず眠れない、食欲がない、学校にいけないと気持ちも落ち込み不安定な時期が続きました。私も心配で、眠れない日々を送っていたのを思い出します。

そんな中、病院の先生、看護師さんが「お子さんも大変だけど。お母さんも大変でしたね。夜中もお母さん心配ですよね。」と診察室で声をかけられ、今まで必死だった私は「そうか。わたしも頑張ったんだ」と改めて気づきました。

上司に子供の受診結果を報告すると「すこしあなたも休みなさい」と言われ、ほっとした気持ちになりました。

 

そして今年の夏も家庭菜園の収穫!

母は年を重ねるごとに体の衰えを感じ、「来年やめようかな・・・」と何度も話していました。すると、孫が「手伝うからやろうよ。きゅうりおいしいもん。絶対に作ろう!」と率先して植えた5月の苗植え、種まきでした。7月8月なす、きゅうり、トマト、バジル、大葉。暑さなのかきゅうりは今年収穫量が減りましたが、毎日の水まきと、母の手入れのおかげで今年も収穫した野菜で料理をしました。

 

7月には臨床倫理研修に参加し、改めて家族支援の大切さを感じました。

遠くても近くても家族が病気やケガをした時や、介護が必要な状況など家族は通常と違う生活様式となります。

意思決定支援は「その人らしく生きることを支援すること」「その家族も支援すること」

としています。家族への声掛けや労いの言葉、共感することは大切であると改めて実感しました。

高齢になっても、楽しみをどのように手伝えばいいのか模索しながら過ごしています。

暑いので皆様水分をとって乗り切りましょう!!

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