看護師便り　25年後の未来

2025年4月13日から大阪で開催された万博が10月13日に閉幕しました。

総入場者数は2,901万7,924人にも及びました。私も大阪万博に行って来た1人です。

まず人の多さに驚き、大屋根リングの壮大さに圧倒されました。パビリオンも混雑ながら楽しめました。特に大阪ヘルスパビリオンが印象に残りました。「25年後、生きているだろうか」などと言いながら体験した25年後のおばあちゃんぶりにびっくりしました。心膜シートの動く様子に医療の進歩と期待を感じました。11/18の朝日新聞に大阪万博の跡地に大屋根リングの保存と体感施設を検討しているとありました。数年後にまた大阪万博の体験ができる日がくるかもしれません。

近年、地球の温暖化が問題となっていますが、CO2を吸収するコンクリートの存在など知らないことも多く、勉強になりました。25年後の地球の姿がどうなるかは私達の対策次第で大きく変わる事を実感しました。感染症対策として街に消毒液を定期的にまいたりする未来（実際になるかはわかりません）に驚き、診療も自宅にいながら主治医の元に血圧などの情報が届き診察もしてもらえるなど驚きの連続でした。

食事や運動などの自己管理をすることによって病気の予防をする事の大切さが強調されていました。今から生活習慣を見直していくことは将来の明るい未来につながると思います。宣伝になりますが、当院では「健康寿命サポート入院」というものがあります。７日間入院して栄養や運動の方法を学び健康寿命を延ばすことを目的としています。整形外来を受診して説明を受けることができます。

入院しなくても、一駅手前の駅で下りて歩く、遠いスーパーに買い物にいく、１日の歩く目標を立てるなど、できることから始めてみませんか。

一緒に明るい未来のために一歩踏み出していきたいと思っています。

参考資料：大阪・関西万博公式ホームページ、朝日新聞