看護師便り

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

看護師便り 空をみる

2025年04月16日

看護師便りをご覧いただきありがとうございます。看護部長の佐久間と申します。

春は、私が看護師便りを書かせていただくことが多いのですが、4月に入り「何を書こうか・・」と、決めかねていました。そんな時、ふと空の青さが目に留まりました。

4月は1日から雨模様で肌寒いスタートとなっていたので、青空を目にして嬉しく感じました。

見上げた空は、雲一つない・・にはいたりませんが、風も穏やかで雲もゆっくり流れていました。そんな光景は、新年度が始まって何かと忙しくしていた自分の心に、一息つかせてくれたように感じました。

そんな時、10年くらい前に聞いた友人の言葉を思い出しました。

少し肌寒い、これから春を迎える時期だったように記憶していますが、友人と2人で出かけた時の話です。空は、快晴で少し風が冷たい朝、空が高く感じられました。

友人は「いい天気だね、私の力で晴れさせた!」と私の少し前を歩き、上機嫌で話しました。すぐに「そんなわけないじゃん!」と、顔を見合わせて笑ったことを覚えています。

たわいもない話ですが、この友人の言葉からこの日1日とても楽しく過ごすことができました。

 

日常には、色んな景色が存在します。気にしなければ記憶にも残らない、そんな景色もあるかもしれません、しかし友人の何気ない言葉が、「その日」「その景色」を最高の思い出にしてくれました。

皆さんにもきっと、そんな素敵な景色の思い出があるのではないでしょうか。

 

看護部長 佐久間 あゆみ

4月 2025
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