看護師便り

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

看護師便り 電話の向こう側

2022年03月31日

福島県沖を震源とする地震により被害を受けられました皆さまに、心からお見舞い申し上げます。

フィギアスケートの世界選手権では日本勢の男女アベック優勝で盛り上がっています。男女アベック優勝は2014年以来と言うことです。
フリーの演技は仕事のため見られませんでしたが、帰宅したらタイムシフトでゆっくり堪能しようと思います。

話は変わりますが、皆さんは電話の相手の対応(声・話し方)について気になったことはありますか?
例えば、普段おしゃべりをしているときは明るい声なのに、電話になると声のトーンが下がり冷たい印象に感じたり、そんな場面に出くわしたり・・・。
電話では顔が見えません。そのため声のトーンや語調はとても大切だと思っています。

これは私が看護学生だったときのことです。高校卒業後も仲良くしていた友達がいました。その友達との電話のやり取りがあまりにもぶっきらぼうだったようで、母親に「その対応だと嫌われて友達がいなくなるわよ!」と叱られた事があります。

以来、電話に出たときの声は少し高めにすること、朝であれば「おはようございます」17時以降は「こんばんは」など、言葉をいれるようにしています。

声には表情があると何かで目にしたことがあります。確かに電話越しでも声で相手に表情が伝わると思います。
自分はそんなつもりで話していなくても「言い方が冷たい」「態度が悪い」「機嫌が悪そう」「なんか怖い」「怒られた」などと思われたりします。時には苦情に繋がったりもします。
そのため、対面以上に話し方に意識を向ける必要があるともいわれます。

印象のよい声を出す話し方として、口角を上げて話すとのが良いようです。口角を上げることで上顎の奥にある軟口蓋が引き上げられ共鳴腔という音の広がりを調節する部分が広がり、声が響きやすくなるのだそうです。

右の画像(クリックすると拡大します)は、魚住りえ(著)「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」からの引用です。聞き上手は話し上手と言われます。
もう直ぐ3月も終わり、4月には新しい仲間を迎えます。 興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。

東京都心では桜が満開になりました。東北地方も4月初旬頃から徐々に開花するようです。花盛りになる日が待ち遠しいですね。
今年も花筵を敷いて楽しむのは難しいかもしれませんが、感染対策をとりながら家族で桜を楽しめればと思っています。

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