看護師便り　台北の看護協会の皆様が見学にいらっしゃいました

2023年11月01日

10月26日に、台北の看護協会の皆様が当院に導入されているスマートベッドシステムを見学にいらっしゃいました。
この見学は、東京都看護協会と台北の看護協会が相互交流協定の一環として行っているものです。

 

 

 

 

 

 

当院の入院病床には全て、スマートベッドシステムという機能がついています。

具体的には、患者さんがベッドに寝ているだけで、呼吸数や心拍数が医療機器を装着しなくとも観察できること、そして患者さんの動きから寝ているのか、起きているのかも推定され表示されます。

他にも、血圧や体温、酸素飽和度の測定値は看護師が電子カルテに入力しなくても、ベッドサイドから、通信機器を介して自動で入力されます。

 

 

 

 

 

 

（空き部屋で、実際にベッドに乗っていただき、体験もしていただきました）

 

 

 

 

 

 

（ナースステーションでも、患者さんの様子を数値やグラフで確認ができます）

 

様々な機能がついていても、その機能をどう患者さんのために役立てるかが重要になります。当院では転倒転落・誤嚥性肺炎・せん妄予防にもこのベッドの機能を活用し始めています。もちろん、看護師の業務が効率化することで患者さんとの関わる時間を少しでも増やしていければと思います。