看護師便り

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

ゆっくりと呼吸

2024年11月25日

秋も深まる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
つい最近まで暑い日が続いていたのに、気づけばもう11月、今年もあと2か月。
あっという間ですね。

さて、私事ですが、生活環境が変わり、以前より少し早寝早起きになりました。初めはなかなか眠れなくて、ゆっくり湯船につかってみたり、寝具を変えてみたりなど、あれこれと試していました。
よくヨガなどで呼吸にフォーカスをあててみると聞いたことを思い出し、改めて呼吸について調べてみました。すると日本医師会の腹式呼吸のやり方で<腹式呼吸は人間の理想な呼吸>とあり、呼吸について見直してみたので一部抜粋になりますが、ご紹介したいと思います。

>人間にとって理想的な呼吸は「赤ちゃんの呼吸」だと言われています。
>赤ちゃんをよく見てみると、お腹を上下波打つように動かし、ゆったりと深い「腹式呼吸」をしていることがわかります。

さらに読み進めると・・・

>現代人は普段胸の上部だけ使った浅い呼吸(胸式呼吸)をしがちなうえ、ストレスなどによって呼吸がさらに浅くなりやすいことから、慢性的な酸素不足が指摘されています。
>その酸素不足を解消してくれるのが腹式呼吸です。横隔膜を下に押し下げる事で胸郭を広げ、ふだんあまり使われない肺の下部にまで空気を送り込みます。
>酸素が体の隅々までいきわたるので血行が良くなり、筋肉の緊張がほぐれて気分が落ち着きます。また、横隔膜が動くことで腹部の内臓が刺激され、活発に働くようになります。

>腹式呼吸のポイント

>背筋を伸ばして、鼻からゆっくり息を吸い込みます。このとき、丹田(おへその下)に空気を溜めていくイメージでお腹をふくらませます。
>つぎに、口からゆっくり息を吐き出します。お腹をへこましながら、からだの中の悪いものをすべて出しきるように、そして、吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりで吐くのがポイントです。
>回数は1日5回くらいから始め、慣れたら10~20回が基本ですが、その日の体調に合わせて、無理なく楽しみながらやりましょう。

 

>4つのポイント

>1.吸うときは鼻からゆっくり、おへその下に空気を溜めていくイメージで

>2.吐くときは口からゆっくり、からだの中の悪いものをすべて出し切るイメージで

>3.吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりで吐く

>4.1日10~20回を目安に、無理なく続ける

※青文字部分は日本医師会のウェブサイトより抜粋、イラストはいらすとやの規定に準拠して使用しています。※

改めてゆっくりと腹式呼吸をすることが大切なんだと学び、気分転換や仕事の合間、寝る前など意識するようになりました。

年末に向けて忙しくなる季節ですが、皆様もゆっくりと腹式呼吸をぜひ試してみてください。

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