11月29日(日)に、当院職員1名の新型コロナウイルス感染症の陽性が確認されました。

濃厚接触者も含めて当該職員と接触機会のあった職員25名及び入院患者16名にPCR検査を実施した結果、職員1名が陽性、その他40名は陰性となりました。

感染者の感染経路について特定はできていませんが、現状では感染者は職員2名に止まり、入院患者に感染者が発生していないため、院内感染の可能性は低いと考えております。

当院ではこれまでも感染対策には十分に取り組んでまいりましたが、患者様並びに関係者の皆様にご心配とご迷惑をお掛けすることとなり、心よりお詫び申し上げます。

現在、墨田区保健所の指導を受けながら、感染経路の解明及び感染拡大防止に向けた取り組みを進めております。保健所等の指導のもと、今後なお一層の感染対策に努めてまいります。

なお、今後の診療体制は、当面の間下記の通りとさせていただきます。ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。また、感染状況及び診療体制に変更が生じた場合は逐次お知らせいたします。

【当面の診療体制】

・新規の入院は原則として中止いたします。
・救急外来は継続しますが、原則として入院はお受けできません。
・外来診療は通常どおり継続します。

令和2年12月1日
東京都済生会向島病院
院長　塚田　信廣