リハビリテーション科
リハビリテーション科のご紹介
リハビリテーション科は理学療法士が4名体制で入院リハビリをご提供しています。入院リハビリを実施している3階病棟は急性期病床39床、地域包括ケア病床12床、4階病棟は地域包括ケア病棟51床となっています。地域包括ケア病棟・病床では急性期の治療を終えた患者さんが自宅や施設へ安心して退院できるよう支援するとともに、在宅療養されている障害者・高齢者のご家族の休息・介護負担軽減などのレスパイト目的の入院をお受けしています。急性期でのリハビリの実施だけでなく、在宅生活への移行が円滑に行えるようシームレスなリハビリサービスをご提供するとともに、在宅療養されている患者さんの一時的入院、レスパイト入院にもできる限りリハビリをご提供できるよう努力しています。
- ■主な対象疾患:
- ●整形外科疾患(変形性関節症、圧迫骨折、脊柱管狭窄症、脊椎手術の術前・術後など)
- ●脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、硬膜下血腫など)
- ●内科系疾患(肺炎、呼吸不全、心不全、糖尿病など)
- ●施設基準:運動器Ⅱ、脳血管疾患Ⅲ、廃用症候群Ⅲ
- ■リハビリの内容:
- 関節可動域運動、筋力強化、基本動作練習、歩行練習などの身体機能訓練だけでなく、階段昇降練習、床上動作練習、屋外歩行練習、外出練習、自主トレーニング指導などの退院後の生活を想定したリハビリも実施しています。
- ■ロコサル・フレイル外来のご紹介:
- 当院では、毎月第1土曜日にロコモティブシンドローム・サルコペニア・フレイル外来(略してロコサル・フレイル外来)を行っております。
2020年7月よりロコサル・フレイル外来に整形外科領域に精通した日本理学療法士協会認定の運動器認定理学療法士を配置し、評価や運動指導を実施しています。
理学療法士が測定した「運動能力」だけでなく、筋肉量や脂肪量を計測した「体組成」やバランス能力を計測した「重心動揺」、「栄養状態」、「心理状態」など、多方面からロコサル・フレイルの状態を精査し、適切な運動や食事、ライフスタイルのアドバイスを整形外科の井上清医師より行っていきます。ご関心のある方はぜひご受診ください(予約制)。
- ■脊椎術後フォローアップ外来のご紹介:
- 当院で脊椎手術を受けられた方で退院後のリハビリが必要な方、リハビリを希望される方への外来リハビリを開始しました。
脊椎術後のフォローアップ外来は毎週木曜の午前中に実施しています。
- ■地域での「健康教室」の開催:
- 当院では、周辺の墨田区地域プラザ、高齢者支援センター、特別養護老人ホームなどで「健康教室」を開催しています。「健康教室」の中で理学療法士が筋トレやストレッチなどの運動について実技を中心にご指導させていただいています。「健康教室」の開催日程は当院ホームページや広報誌などでお知らせしていますので、ご関心がある方は是非ご参加ください。
これからも「健康教室」を通して、地域の皆様の健康増進に少しでもお役に立てればと思っております。